【速報】明石市長 市議らへの暴言認め謝罪「政治家を引退」と明言 記者会見で経緯「プチッとキレてスイッチが入った」 市議会では問責決議案可決

きょう午後、兵庫県の明石市議会で、泉房穂市長が謝罪、「政治家を引退する」「暴言を吐いたのは事実」と明言しました。 ▼【写真を見る】「火つけてこい」「楽な商売じゃ」泉房穂市長の暴言 会見で語ったこと 泉房穂市長が、特定の企業の法人税額を無断でツイートしたり、議会の承認を得ないまま事業を進めたなどとして、千住啓介明石市議は「市長、本当にいいかげんにしてほしい。何度同じことを繰り返しているんですか」などと提出理由を説明し、その後質疑が行われました。 実は、提出意向が明らかになった後の10月8日、泉市長は榎本議長に次のような言葉を発していました。 「『問責なんか出しやがって。ふざけとるんか』と、『お前ら議員なんかみんな落としてやる』と、そういうふうなことを言われまして。30万都市のリーダーたるべき方が発せられる言葉ではないというふうに思いますね」(明石市議会 榎本和夫議長)  市長は別の女性市議にも「お前、問責に賛成するなら覚えておけよ」と繰り返し発言したということで、泉市長はその日のうちに2人に謝罪の電話をかけています。  この件に関し、明石市議会では竹内きよこ市議が緊急質問し、暴言の事実関係と見解を泉市長に問いました。  すると泉市長は議員と議長、市民に謝罪したうえで「事実関係を争うつもりはない 暴言を吐いたことは事実です。そういった観点から今回の暴言の責任をとりたい。政治家を引退したい。あらゆる選挙に立候補せず違うかたちで世の中に貢献していきたい」と述べました。以下は市議との主なやりとり。 ―――『お前、賛成したら許さんからな、覚えとけよ』いう発言は事実? 「正直言ったセリフは覚えておらず、怒りが爆発している状況なので、怒りにまかせて言った」 ―――選挙落とす権利は市長にある? 「怒ると、お前と言ってしまい、ガラの悪い言葉が出てしまった。選挙で落とせる権利はない。標準語では『いい加減にしてください』ということだが、怒っているからいろんな使ってはならないセリフが並んでしまった」 ―――簡単に辞めるとか言わんとってほしい。 「4年前は辞職して出直し選挙して、同様のことがない前提でやってきた。今回は市民を裏切る行為だ」